敷居が高い?初めてでも安心、武庫川渡船でムコイチ

敷居が高い?初めてでも安心、武庫川渡船でムコイチ
2020年2月5日

海釣りを本格的に始めてから一度は行ってみたかった武庫川一文字(武庫川河口の沖堤防)に行きました。

釣り好きのあいだでは「ムコイチ」の略称で有名で、大物があがっているという釣果報告をよく見かけます。

ビギナーが行っていきなり大物の鰤(ブリ)それも長さ100cm超えの個体を釣れるとは思えませんが、「ビギナーズラックを呼び込むには先ずチャレンジ」というメンタルでチャレンジしました。

初ムコイチに向けて出船

渡船業者は複数ありますが、今回は武庫川渡船をチョイス、渡船のある尼崎市立魚釣り公園に到着したのは朝の5時前でした。

台風のダメージで閉鎖されている魚釣り公園のそばに渡船場が

ここで受付用紙に住所、氏名等を記入し料金(大人2,400円)を支払って乗船申し込みをします。

こんな時間なのに結構な人数の釣り人…

ここで番号札をもらいました。本日37人目、ということでしょうか。まだこんな時間なのに…と思っていたら「お兄さん、乗る?」と言う受付のお姉さんの言葉、「あとどれぐらいで出ますか?」と聞くと「今すぐ、さぁダッシュして!」と言われて勢いに押されて渡船に乗り込みました。

夜明け前なのにもう37番目

渡船乗り場には無料レンタルのライフジャケットもありました。オレンジ色のもので自由に持っていけるようになっていました。筆者は自分のものを着用、乗船すると船の前甲板にクーラーボックスなどの荷物が置かれていました。「あー、お兄さん、ここに荷物置いて、竿とか網は持って席について」とマイクで教えてもらえました。そのあと「どこで降りる?」と聞かれましたが下船場所まで考えていなかったので答えられずにいると「…まぁ、座れるところに座ってね」と言われ、ロッドとライディングネットを持って船の左舷側のベンチに座るとほぼ同時に出船しました。

夜明け前の西宮市、結構なスピードで航行していて寒い

エンジンの轟音とスピードでいきなり非日常に連れていかれます。早朝で眠たいので余計かも知れません。ここで船内アナウンス「えー、本日6番はかなり混雑しております。」とのこと、前日までムコイチの下船場所、「6番」付近で大型の鰤(ブリ)が釣られていた影響でしょうか。

「どこで降りよう…」と寝ボケ頭で考えているうちに2番に到着、数人の釣り人が降りていきました。結局、「4番」で下船することにしました。船に乗ってまで釣りに行って混雑のなか釣りをしたくないといった程度の理由です。

「4番」付近のようす、すでに釣り人が並んでいた

武庫川一文字の「4番」で下船、それでも「6番」を目指す釣り人が多いということでしょうか、まだまだ乗船している人数は多かったです。甲板に置いていた荷物を持って下船、釣り場に到着です。

4番から遠ざかる渡船、まだ夜明け前

4番に到着後タックル(釣り道具)の準備、そして堤防の沖側、メインの釣り場となる場所に登ってみましたが、かなりの高さ、幅の狭さに足がすくんでしまいました。「これは…怖い」という最悪の第一印象、この状態でフルキャスト(全力で仕掛けを投げる)出来るのか?という不安に襲われました。

慣れれば大丈夫だと思いましたが、魚のアタリを待つ間その幅の狭い場所で寝て待っている釣り人を見て気が遠くなりました。

ムコイチの沖側、幅が狭く高所恐怖症には試練となりそう

ムコイチ、まとめ

それではムコイチで釣り、簡単にまとめてみました。ガチの釣り人だらけの少し怖い釣り場、というイメージを持っていましたが、初めてだったにも関わらず、係員の方から色々と声をかけてもらえて言われた通りにしていればなんとかなりました。

  • 先ずは乗船の手続き、住所、氏名、年齢を記入して料金(大人2,400円)を支払って番号札をもらう
  • 乗船、ライフジャケットは無料でレンタル出来るがオレンジ色で少しダサい…
  • 甲板に荷物を置いて席に座る
  • 出船、自分の下船したい場所で降りる
  • 釣り開始、メインの足場は広くはないのでライフジャケット着用、落水に注意
  • 1時間に2回程度の頻度で渡船が回ってくる。この時にトイレ(船内にある)、カップヌードル(お湯入り)、活きアジ(釣り餌)の購入が可能、帰りたい時は荷物をまとめて乗船
  • 大体初心者は挙動で分かるのか?係員が色々と声をかけてくれるから意外とビギナーでもなんとかなる
  • 寒い時期は防寒!防寒しすぎかな?ぐらいがちょうど良いかも

ここで、モノ紹介

モノチャンネル、ということでムコイチでどんなモノ(ルアー)を使ったかを紹介します。

ジャッカル「ビッグバッカー 107 鰤CUSTOM」です。大物に特化した設計でフック(釣り針)は大きく太いものになっています。これは大物を狙う時にフックが伸ばされたり折られたりしにくいようにすると同時に釣り人のテンションをあげる効果もあります。「小物には興味ないぜ、大物だけを狙うぜ」的なものです。

周りに「あっ、このひと大物狙いだな…」と思われる、下手ですけど

メジャークラフトの「ジグパラジェット(40グラム)」です。メタルジグというジャンルのルアーです。お尻(写真だとルアー右側)が重くなっており、飛んでいく方向へ重心が寄り飛行姿勢が安定してキャスト距離が伸びる効果があります。

実際にキャストすると回転することなく一直線に飛んでいく快適なキャストフィール(投げ心地)です。キャスト後、ただ巻き(リールを巻くだけ)でお尻を左右に振るウォブリングという動きをします。

他にはロッド(釣り竿)を動かして縦、横にアクション(縦、横ジャークシャクリしゃくる、と色んな言われ方があります)させるとキラキラと光を反射させながら跳ね上がる動きのあと、ヒラヒラと落ちる動きで‪魚を誘うことができます。この「しゃくり」がメタルジグの釣りでの基本的なアクションになります。

綺麗な塗装、使っているうちにハゲてくる…

ダイソーで買った、ジグロック(40グラム)です。100円という価格に関わらずよく釣れる、というクチコミで購入しました。フックは交換してメインのトレブルフック(3本針)に加えてアシストフックを取り付けています。安価で入手しやすいので根掛かりでのルアーロスト(障害物などにルアーが引っかかってしまい失くしてしまうこと)をおそれず投げ続けられることが釣れる理由かもしれません。シャクリにも俊敏な反応でキラキラ、ヒラヒラと動いてくれるのでコストパフォーマンスならこれに勝るものはないといえそうです。

これ、100円です

そして釣果は…

釣果はボウズでした。8時間近くルアーをひたすらキャストしていましたが残念な結果です。14時過ぎには納竿(釣り道具をしまうこと)、乗船して引き上げました。

「4番」なので、「4」と書かれています

帰りの渡船はまだ昼過ぎということもあって空いていました。営業は夜までだったのでもっと粘ることもできましたが、寒さと釣れなささにココロが折れてしまいました。いちどハイシーズン、夏頃に行ってみたいところです。

帰りの渡船内、船尾にあるトイレ

釣りのあと、明るくなった海を渡船に乗って帰っていると爽快な眺めが楽しめました。もう少し乗っていたいと思わせるものがありました。釣れれば最高だったですね、はい。

さよならムコイチ…

大きな期待、皮算用をもってムコイチに渡りましたが結果は全く…関西の釣り場でも屈指の有名なポイントでの釣りを体験できただけでも良しとしましょう。