モデルチェンジを施され2020年モデルとなったJACKALLのBRSシリーズ、そのなかで最もバーサタイルなモデルであるBRS -S96M -SJのレビューをしようと思います。

BRS -S96M -SJとは…
長さ | 9.6ft |
継ぎ数 | 2ピース |
ロッドパワー | ミディアム(M) |
ロッド重量 | 210g |
ルアーウエイト | MAX 60g |
ライン | MAX PE 2.5号 |
価格 | 22,000円(本体価格) |
ショアジギングロッドとしてのロッドパワーはミディアムクラス、軽過ぎず重過ぎない30g以上50g程度までのウエイトのジグ、プラグを幅広くカバーする、初心者でも扱いやすいことが予想できるスペックです。
ロッド各部
リールを取り付ける、リールシート部分、二重に締め込めるダブルロックになっています。

2ピースのジョイント部分、深く挿し込んでしっかりと固定できるようになっています。

元ガイド付近、このBRS -S96M -SJはFuji製のガイドを装備しています。竿先に向かって傾斜しているフレーム形状でライントラブルの起こりやすいPEラインでも絡みにくくなっています。

ロッドエンド部分、EVA素材なのでエンブレムキャップがついていたりするロッドと違って釣行中に傷がついてしまう心配がありません。

付属しているロッドベルト、BRSのロゴが存在を控えめにアピールしてます。所有する喜びを感じるポイントです。

リールをつけたところです。SHIMANOのバイオマスターSW 4000XGと合わせてみましたがブラックベースの精悍なデザインなのでどんなリールでも合いそうです。

ロッドアクションは掛け調子、ファストテーパーになっています。人間の身体に例えると分かりやすいと思いますが、ロッドの先の方を指先、ロッドの中心から根元付近を上腕部に例えると上腕よりも指先のほうが細かい動きがしやすいようにこのBRS−S96M-SJも適切なウエイトのルアーのクイックなルアーアクションが可能です。ルアーを操るときには竿先の方が仕事をし、それ以上の負荷、魚が掛かった時には全体が曲がって魚の引くパワーを受け止めるようになっています。
釣り場でキャストしてみる

メタルジグ
JACKALLのメタルジグ、ビッグバッカー30gです。垂らしを多めにとってロッドのしなりを意識するだけでかなりの飛距離を叩き出します。リリースポイントの許容範囲が広い印象で非常にキャストしやすいロッドに仕上がっています。

メタルバイブレーション
次はJACKALLのメタルバイブレーション、ビッグバッカー鰤カスタムです。43gの鉄板状のルアーなのでよく飛びます。このルアーも非常にキャストしやすく、それほど力を込めてキャストしなくても同じ釣り場の釣り人のなかで目立つ飛距離を出すことが可能です。リトリーブ中のブルブル感も程よく感じることが出来て、ルアーに起こった異変(魚のアタック、フック絡み等)も感知しやすかったです。

あとは釣るだけ…

2020モデルとしてリリースされたJACKALLのBRS-S96M-SJ、他メーカーのハイエンドロッドの半額程度という価格ながらもクールなルックス、質感で見劣りしない仕上がりになっていました。 今回は実釣開始前までのレビューになりましたが今後は実際の釣り場での使用感、魚を釣ったときのフィーリングも残していきたいと思います。