日本時間の早朝4時からのGalaxy UNPACKEDの配信で紹介された新しいGalaxyたちを見てみようと思います。
その名はUltra… Galaxy S20 Ultra

もちろん、5G対応
全モデル5G対応、もう4Gか5Gかで購入のタイミングを悩むこともありません。

8K、これがGalaxyのカメラ
気になるカメラ、もちろん最新の機能が揃っていますが特にS20 Ultraのモンスターっぷりが目立ちます。

最も大きなサイズの機種、Galaxy S20 Ultraに搭載されるカメラは8K撮影に対応している108MP(1億800万画素)のメインの広角カメラ、ズームを受け持つ望遠カメラは48MP(4800万画素)、光学10倍でデジタル10倍と組み合わせて100倍という性能です。超広角は12MP(1200万画素)、フロントカメラは40MP(4000万画素)でセルフィーに対応しています。深度測位カメラも合わせてすっかりトレンドとなった感のある多眼カメラになっています。(以降、画素→MP表記とします。)
Galaxy S20+はメインの広角カメラは12MP、ズームの望遠カメラは64MPで光学3倍、デジタル10倍に対応、超広角は12MP、フロントカメラは10MPとなっています。
Galaxy S20もS20+と同じくメイン120MP、ズーム64MPで光学3倍、超広角12MP、フロントカメラ10MPとなっています。
3機種とも画像の一部を切り取るクロップ撮影で更にズームされた画像にするときも鮮明度が変わらない高解像度を実現、光学望遠とデジタル望遠を合わせることで100倍、30倍という望遠撮影に対応しています。

動画撮影は8Kのモバイル解像度を実現、FHD(フルHD)の16倍という解像度、動画のフレームを高解像度のままスチル写真としてキャプチャすることも可能です。ビデオ撮影したものをお気に入りのタイミングで切り取るような感覚で静止画撮影とはまた違った瞬間を残せそうです。

機種毎のカメラスペックは次の通り
機種\機能 | メイン(広角) | ズーム | 超広角 | フロントカメラ |
S20 Ultra | 108MP | 48MP光学10倍 | 12MP | 40MP |
S20+ | 12MP | 64MP光学3倍 | 12MP | 10MP |
S20 | 12MP | 64MP光学3倍 | 12MP | 10MP |
ディスプレイは?バッテリーは?
端末の顔となるディスプレイは120Hzに対応するDynamic AMOLED ディスプレイ、S20が6.2inch、S20+が6.7inch、S20 Ultraが6.9inchといったラインナップ、昨年発売されたiPhone 11が6.1inch、iPhone 11 Proが5.8inch、iPhone 11 pro Maxが6.5inch、ということでiPhoneシリーズと比較してワイドなディスプレイサイズがラインナップされています。
3機種ともディスプレイ上方中央にInfinity-Oのパンチホールがあり、ノッチもなくよりベゼルレスというよりノーベゼルに近づいた印象です。
S20 Ultraは4,500mAh、S20、S20+の2機種は4,000mAhのバッテリー容量。スタミナに関しては心配なく1日使えそうです。
バッテリーは3機種とも大容量、以前の高機能なのにバッテリー持ちが…ということもなくなりそうです。
仕様\機種 | Galaxy S20 | Galaxy S20+ | Galaxy S20 Ultra |
バッテリ容量 | 4000mAh | 4500mAh | 5000mAh |
ディスプレイ | 6.2inch | 6.7inch | 6.9inch |
価格は?
価格はざっくりと日本円に換算しています。

- Galaxy S20(8GB/128GB) 約10万8000円
- Galaxy S20 5G(12GB/128GB) 約11万円
- Galaxy S20+(8GB/128GB) 約12万円
- Galaxy S20+ 5G(12GB/128GB) 約13万2,000円
- Galaxy S20 Ultra 5G(12GB/128GB) 約15万4,000円
- Galaxy S20 Ultra 5G(16GB/512GB) 約18万6,000円
フォルダブル、Galaxy Z Flip
昨年発売された折りたたみ端末Galaxy Foldに続いてのフォルダブル、Galaxy Z FlipはFoldの横開きから縦開きになって登場です。発売は1次販売国のアメリカ、韓国などでは2月14日、日本での発売は明らかにはされませんでした。

端末を開いた状態での厚さは7mm程度、たたんでも16mm弱とのこと、重量も183gとスマートフォンとしては大きいこともなくコンパクトな機体といえそうです。たたんだ状態で通知等を表示するサブディスプレイも装備されています。閉じた状態で着信があるとサブディスプレイをスワイプ、そのまま通話も可能となっています。

ディスプレイはフルHD+に対応するDynamic AMOLED/有機ELの6.7インチInfinity Flex Displayでオープンした状態でのサイズは6.7インチということでS20+と同じサイズ感といったところ。バッテリー容量は3300mAh、残念ながら5Gには非対応となっています。

そのディスプレイの折れ曲がる部分、Foldでは樹脂製フィルムで覆っていましたが「折り目」が出来ていました。Z Flipでは極薄の曲げることのできるガラスを採用することによってシームレスなフィーリングのディスプレイになっています。
ディスプレイは自由な角度にすることが可能で90度に開けばスタンド等を使わずに卓上に置いて使用できます。夜景をはじめとした長時間露出の撮影が三脚を使わずに楽しめたり、一枚モノの端末や先輩のFoldとまた違った使い方のバリエーションが広がります。

メインカメラは超広角と広角の組み合わせで、本体を閉じた状態で電源キーを二度押しでカメラ起動、サッと撮影可能です。
20万円オーバーの高価格が話題になったFold、発表ではZ Flipは$1,380(約15万2,000円)から、Foldより抑え気味の価格設定、とはいっても充分高価格ですがFoldで世に出た折りたたみGalaxyをZ Flipで更に広めることが出来るでしょうか。他にもトム・ブラウンエディションといった特別な仕様のセットもラインナップされています。

話題豊富な今回の新作Galaxyたち、日本デビューが楽しみです。